ダイバーシティ推進プログラム(PDF)

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ご挨拶

松村 明(筑波大学 医学医療系 脳神経外科 教授)

第47回日本神経放射線学会
会長 松村 明
(筑波大学 医学医療系 脳神経外科)

この度、第47回日本神経放射線学会会長として、この歴史ある学会の運営にあたらせていただくこととなりました。大変光栄なことと存じますとともに、重い責任を感じながら準備を進めております。今回は30年前に初代牧教授、その後第2代能勢忠男教授に引き続き15年ぶりにつくばで開催させて頂きます。つくばエクスプレスや圏央道が開通し、東京からも成田からも1時間以内で来れるようになり、以前よりアクセスが良くなりました。

今回はテーマを「Anatomy oriented neuroradiology」といたしました。そもそも放射線学とは解剖を非侵襲的に画像化することに端を発しており、現在最先端技術を駆使している神経放射線学も最初は解剖、特に脳血管造影における脳血管解剖の理解によって急速に進歩したと言っても過言ではありません。近年の脳神経外科治療・神経放射線診断・放射線治療等においても、解剖の重要性は普遍的であるとともに、脳血管内治療や内視鏡手術など、新たな診断・治療法が開発されることで、別の視点からの解剖学的知識の重要性が再認識されており、旧くもあり、新しくもあるテーマとも言えます。今回は教育セミナーにおいても、脳・脊髄血管解剖、脳機能解剖を中心に国内の第一人者の先生方に診断・治療の双方の観点からのご講演を依頼し、多くの若手神経放射線科医、脳血管内治療医、脳神経外科医にとって意義のある会にしたいと思っております。

近年は各領域において専門分化が進み、他領域の進歩についていくのが困難になってきています。その様な中で、本学会のような学際的な会の必要性はむしろ高まっているように感じます。この科学の街つくばで、多くの脳神経外科医、脳血管内治療医、神経放射線科医、神経内科医、放射線治療医の先生方にお集まりいただき、他領域の進歩を実感していただくとともに、活発な討論から新たな知見が生まれる場を提供させていただく所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。お時間を見て筑波山やJAXAの筑波宇宙センターなども楽しんで頂ければ幸いに存じます。

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